携帯のコール音にどきっ！

携帯が鳴った　最寄駅からだ　

一人通学をしてくれるようになったはいいがこれがなんとも恐ろしい　｢・・・はい　祥の母です・・・｣どうやら窓口でなにやら伝えようとしているらしい
祥がヘルプを必要と考えられることをあらかじめ駅のほうにはあんちょこを渡してある　でもそれには該当しない出来事があったらしい｢五分で行きます！｣と電話を切り走った。窓口に座り込んでいる息子。話を聞くとどうやら財布を落としたらしい。電車は定期なのでとりあえず帰宅し話を聞こうとした。なくしたはずの財布がなんとかばんの中から出てきた！｢よかったよかったー｣と喜びつつ・・・おやっ？障害手帳と電車の定期とバス代が入った財布が三点セットでバスと電車を利用して通学しているのに・・・あらっ？あなたは一体どうやってバスに乗ってきたの？・・・・・答えはご想像にお任せします・・・その手帳はフリーパス券でも黄門さまの印籠でもないのよー・・・・